山口県下関市の角島の冬の情景をスケッチした絵画展が17日、愛媛県松山市末広町の子規堂前画廊で始まり、県内愛好家らの力作41点が来場者を楽しませている。22日まで。
 毎年県外にスケッチ旅行をしている東温市田窪の画家松田一さん(76)の呼び掛けで1月に島を訪れた25人が出品。島に日本海の波が打ち寄せる様子や石造りの灯台、ハマユウなどを、水彩や油彩、色鉛筆などのさまざまな筆致で描いている。
 画廊オーナーの越智和子さん(72)は「海をテーマに、参加者がそれぞれのとらえ方で表現した個性あふれる作品を見てほしい」と話していた。