内子町の農家が醸造した「内子夢わいん」を楽しむワイン祭りが18日、観光ふじブドウ園(愛媛県大洲市喜多山)で始まり、ワインにも負けない赤ら顔の酔客が、ご機嫌にグラスを傾けた。19日まで。
 「夢わいん」は、農家でつくる企業組合「内子ワイナリー」が醸造。実行委員会主催の祭りでは、2011年産の赤(べリーA)、ロゼ(巨峰)、白(ピオーネ)を1割引きで販売した。藤渕利通代表理事(74)は「ブドウの味がよく出た、フルーティーですっきりした味わい」とアピールする。
 好天のブドウ園は、テントが並んで大にぎわい。大洲市柳沢地区のタケノコを添えた愛媛甘とろ豚のソテーも販売され、おつまみとして人気だった。