公園の利用が増える夏休みを前に愛媛県松山市と市公園管理協力連絡協議会は3日、市内123の公園で安全一斉点検を行った。市職員や住民、遊具修繕業者ら約170人が、遊具の故障の有無などを確認した。
 一斉点検は、整備不良の遊具で児童がけがをした事故をきっかけに、1993年から毎年実施。今年は294公園が対象。
 同市南高井町の杖ノ淵公園では7人が作業し、子どもが登ったりくぐったりして遊ぶ複合遊具では、金属の腐食がないか木づちで音を確認。柱の付け根を調べ、ボルトのゆるみがないことなどを見て回った。