東京都の児童自立支援施設や児童相談所などで33年間勤務し、2014年10月から「児童虐待防止日本一周啓発マラソン」をしている井上幸夫さん(61)が13日、愛媛県庁を訪れた。子育て支援の関係機関の連携強化や、児童虐待防止啓発のオレンジリボンたすきリレーの実施を求めた。
 たすきリレーは2007年に始まり、14年には全国10地域に拡大。四国では高知が実施しているという。
 井上さんは14年10月26日、横浜市を出発。日本一周啓発マラソンで静岡や愛知などを訪れ四国では香川、徳島、高知を経由して愛媛に入った。