環境問題について考える「サマー!エコキッズスクール」(愛媛県松山市主催)が8日、松山市海岸通の国土交通省松山港湾・空港整備事務所であった。市内の小学生18人が海を清掃する船を見学、冷蔵庫や流木など大量のごみを目の当たりにしエコ活動の大切さを学んだ。
 同事務所職員が川や道路に捨てられたごみが海に流れ、魚がすめなくなったり、船の事故を引き起こしたりする問題を説明。海面清掃兼油回収船「いしづち」で集めたごみのうち、約10%が空き缶やビニール袋などで、「皆さんの努力でごみは減る」と強調した。
 参加者は停泊しているいしづちに乗船し、山積みのごみを写真に撮るなどした。