教員を志す大学生が野球やソフトボールの指導方法を学ぶ研究会が15日、愛媛大であった。教育学部の2年生約130人が、元ヤクルト投手の山部太さん(45)=八幡浜工高出=ら講師4人から基本動作などを教わった。
 日本野球機構(NPB)と愛媛大が共催し、教育学部の共通教育発展科目「スポーツと教育」の受講生を対象に実施。大学の授業として行うのは全国初の試みという。
 学生らはゴムのボールを使って、野球やソフトボールの経験が少ない小学生に「投げる」「捕る」「打つ」などの動作を段階的に指導する方法を学んだほか、簡単にできる試合形式のゲームも体験した。