学校に不審者が侵入した事態を想定した訓練が13日、愛媛県松山市余戸東1丁目の余土小学校であり、児童や教職員計約830人が松山東署員とともに防犯意識を高めた。
 刃物を持った不審者役の署員が大声を出しながら校舎に侵入。教職員8人は児童を避難させつつ「落ち着いて話をしましょう」などと説得を試み、ほうきや刺股で取り押さえた。児童向けの防犯講話では「知らない人についていかない」など身を守るための五つのキーワードを学んだ。