地球環境に優しいエネルギーを考えようと、バイオマス教室が15日、愛媛県松山市持田町1丁目の愛媛大教育学部附属小学校であり、4年生96人が使用済み天ぷら油を原料にバイオディーゼル燃料を作る実験やバイオカートの試乗などを通し環境保全について学んだ。
低炭素社会の実現に向け、子どもたちにもバイオ燃料に関心を持ってもらおうと県が開催した。
バイオ燃料を製造するダイキアクシス(松山市)の社員が、温めた使用済み天ぷら油にメタノールと水酸化カリウムを入れてかき混ぜ、バイオ燃料を作る実験を披露。児童らは興味津々な様子で説明に聞き入った。