かつて大洲高校の恒例行事だった「カヌー大会」が17日、愛媛県大洲市中村の肱川で14年ぶりに復活し、3年生195人が熱戦を繰り広げた。小中学校時代に必ずカヌー指導を受ける大洲っ子は久々に「水を得た」様子。歓声を上げながら巧みなパドルさばきを披露した。
大会は1992年に始まり2001年度まで実施されたが、学校週5日制導入に伴う授業時間確保のため取りやめとなっていた。
しかし17年の愛媛国体で大洲市がカヌー競技会場となり、OBでもある教員の思い入れも深かったことから復活への機運が高まり、遠足の一環として3年生を対象に再開が決まった。