伊方再稼働賛否請願、10月6日採決 県議会特別委
愛媛県議会エネルギー・危機管理対策特別委員会(中畑保一委員長、12人)は9日、四国電力伊方原発3号機を現地調査した。特別委は、継続審査している早期再稼働を求める請願2件、再稼働に反対する請願2件に関する参考人からの聞き取りなどを終えており、9月定例会会期中の10月6日に採決する見通しとなった。
早期再稼働を求める請願は愛媛経済同友会と県商工会議所連合会が提出し、再稼働に反対する請願は「伊方原発をとめる会」と「原発さよなら四国ネットワーク」が提出。6月定例会で継続審査となっていた。
現地調査後、中畑委員長(自民)は「これまでの特別委で勉強したり、委員が質問したりしたことを判断材料の一つにしながら、請願4件について10月6日の特別委で結論を出していきたい」と述べた。