2016年の春から秋にかけて南予全域で開催予定の「えひめ南予博覧会(仮称)」の実行委員会設立総会が14日、愛媛県宇和島市天神町の県南予地方局であった。中村時広知事と関係10市町の首長ら約30人が出席、開催目的や基本方針を確認した。
 04年に開催した「町並博」、12年の「いやし博」のノウハウを生かし、地域資源を観光ビジネスにつなげる。南予を一層PRすることで、移住・定住の促進を図る。
 実行委本部長の稲田洋一郎地方局長が、「南予への入り口」と位置付けた伊予市を加えた計10市町を開催場所とすることや、住民主体の自主企画イベントを強化することなど概要を説明。15年度中にプレイベントを開催することも発表した。