児童が1週間親元を離れて共同生活を送る「夕焼け村」が4日、愛媛県伊予市双海町高岸の潮風ふれあいの館で始まった。双海地区3小学校の児童36人が炊事や掃除、洗濯などを協力し10日まで寝食をともにする。
 友達をつくり、自主性や思いやりの心を育もうと双海地区公民館などが毎年実施し17回目。
 初日の4日、ふれあいの館に集まった児童は村旗づくりに取りかかった。白い布いっぱいにカラフルなペンで思い思いのイラストを描いた。台風の影響で心配された天気も回復し、屋外で松山東雲女子大の学生ボランティアらと鬼ごっこや遊具遊びを楽しんだ。