送迎用福祉車両の安全運転講習会が27日、松山市久米窪田町のテクノプラザ愛媛であり、県内の介護施設の職員ら75人が車いすの正しい固定方法などを学んだ。
 送迎中の事故防止につなげようと、一般社団法人日本福祉車両協会(大阪府門真市)が2010年から全国で開いており、県内では5回目。
 参加者は、車いすを車内に載せるリフトやスロープを備えたワゴン車などを用いて実技講習を受けた。協会員が「車いすの空気圧が低いとしっかり固定ができない」と注意点を説明。リフトが故障した際に手動で操作する実演もあった。