愛媛、広島両県の島しょ部で昨年開催された「瀬戸内しまのわ2014」で生まれたつながりをさらに深め、地域の活性化につなげていこうと、今治市島しょ部と上島町の若手の住民有志が27日、「瀬戸内しまのわユース」(大木鉄兵会長)を設立した。月1回の例会で情報交換を進め、秋には勉強会と交流会を計画している。
 会員は、しまのわで民間企画イベントを主催した6人。今治市島しょ部の五つの旧町と上島町から1人ずつ参加した。行政主導の事業が終わった後も住民主体でネットワークを維持し、互いの活動もサポートし合えればと、大木会長(36)が設立を呼び掛けた。
 今治市吉海町八幡の市吉海支所で27日にあった設立総会では、会員資格を20~40代のまちづくりに関心がある人とすることなどを盛り込んだ会則を承認。2015年度の予定と会員の勧誘に取り組むことを確認した。