愛媛県今治市出身で県外に在住する作家らの作品を集めた第27回現代美術展が3月1日まで、今治市旭町1丁目の河野美術館で開かれ、力作が来場者の目を楽しませている。
 今治文化振興会などが毎年開催。今回は全国各地で活躍する20~80代の37人が、洋画や工芸など8部門に56点を出展した。
 友禅染で雑草の生命力を表現した石山修さん(茨城県)のタペストリーや、石こうでパジャマ姿の寝起きの男性をかたどった村上佑介さん(広島県)の彫刻のほか、智内兄助さん(埼玉県)の新作洋画も並ぶ。