愛媛県今治市の魅力を売り込む営業マン「いまばりシティクライヤー」の委嘱式が22日、市役所であり、菅良二市長がクライヤー20人の代表として「今治.夢スポーツ」の岡田武史会長に委嘱状を渡した。
 シティクライヤーは、大声で街中に情報を伝えた中世イギリスの職業タウンクライヤーにちなむ市の新規事業。都市圏との交流が多い人材に委嘱し、市のPR動画にアクセスできるQRコードなどを載せた名刺大の四つ折りクライヤーカードを配布してもらう。2017年度は市民らを対象に一般募集も予定し、最終的に100人以上の登録を目指す。
 委嘱式で菅市長は「現状に満足せず今治のファンを増やす取り組みに力を貸してほしい」と依頼。岡田会長はオーナーを務めるFC今治に触れ「認知度向上には今治を知ってもらわねばならず、工業だけでなく自然の魅力も伝えたい」と抱負を述べた。