6~12日の7日間に愛媛県内で6件の交通死亡事故が相次いだことを受け、交通安全県民総ぐるみ運動県本部(本部長・中村時広知事)は13日、今年3回目の交通死亡事故多発緊急事態宣言を出した。22日までの10日間、関係機関・団体が事故防止対策を推進する。
 県警は、薄暮時や早朝の警戒、横断歩行者妨害などの取り締まりを強化するほか、17日には各地で大規模な検問を実施する。
 県警本部では13日、街頭指導などを行う交通機動隊員らの出動式があり、交通部の渡部成二参事官が「今年に入り死亡事故が大幅に増加している。ドライバーに緊張感を持ってもらえるよう機動力を駆使して強力に取り締まりにあたってほしい」と訓示した。