祖父母への年賀状で交通安全を呼び掛けてもらおうと愛媛県警と日本郵便四国支社は1日、県内316局の郵便局で年賀はがき購入者にメッセージの書き添えを勧めるチラシの配布を始めた。
 チラシでは「夜歩くときは反射材を着けてね」「車に乗るときは前をよく見て運転してね」などのメッセージ例やイラスト例を紹介。松山市三番町3丁目の松山中央郵便局での配布開始式で、県警マスコット「まもるくん」が日本郵便の「ぽすくま」に約4万枚準備したチラシを託した。
 松山中央郵便局の後藤幹雄局長が「子や孫から届いた年賀状は何度も見返してもらえるはず。いつでもどこでも安全確認を怠らない意識を持ってもらえると確信している」とあいさつ。県警交通部の山崎靖参事官は「年賀状で交通事故が一件でも減るよう祈る」と述べた。
 局員は年賀はがきの購入者へ「事故防止に協力を」と声を掛け、チラシを渡していた。