営業車に乗るドライバーらの安全意識を高めてもらおうと、愛媛県西予市宇和町永長の四国コカ・コーラボトリング南予営業所で21日、西予署による交通安全教室が開かれた。若手の従業員ら約20人が事故の実例や車両からの死角などを学んだ。
 署員が管内の特徴として、追突や駐車場から発進する際の事故が目立つと紹介。高齢者が事故に絡むことも多くあり、運転などでは「一歩引くぐらいの気持ちを持ってほしい」と呼び掛けた。
 営業車を使った死角の確認もあり、従業員はサイドミラーを少し外側に向けることや左折時の目視徹底、後方に子どもがいないか確かめるなどの注意点を教わっていた。