新緑にあふれる愛媛県西予市野村地域を駆け抜ける第24回朝霧湖マラソン大会(実行委員会など主催)が3日、同市野村町野村の乙亥の里を発着するコースであった。今年は「公務員ランナー」として知られる埼玉県庁の川内優輝さん(28)がハーフマラソンの部にゲストランナーとして出場。参考記録ながら、大会の過去最高タイムとなる1時間7分23秒をマークするなど、会場を盛り上げた。
 ハーフマラソンと10キロの2コースに、過去最多の2849人が県内外から出場。上島町を除く県内19市町と県外の30都府県から3100人余りがエントリーした。
 3日はスタート前の午前10時で気温21度、湿度48%の曇りと好コンディション。選手は沿道を埋めた観客から「行ってらっしゃい」「頑張れ」などと声援を受け、勢いよく駆けだしていった。途中から雨が降る中、アップダウンの厳しいコースに挑んでいた。