愛媛県西条市周布の東予高校で、生徒らが手入れをしているバラ約60種130株が見頃を迎えている。16日午前10時10分~午後2時20分には、恒例の「東高祭&バラ観賞会」を開催する。2年生9人でつくるバラ同好会の青野太一会長(16)は「今年は例年に比べ、花の色が鮮やかで数も咲いている。多くの人に楽しんでもらいたい」と来場を呼び掛けている。
 同校によると、バラ園は広さ約650平方メートルで、1991年に整備。現在は同好会メンバーを中心に、清掃の時間や放課後に水やりや除草、剪定(せんてい)などの手入れを続けている。開花は例年5月上旬からで、現在八~九分咲き。21日ごろまで楽しめそう。
 16日は、生徒がバラ園近くに茶席を設けるほか、バラの切り花や苗木を販売する。授業や部活動で制作した作品の展示などもある。