丹原・小松5%下げ 西条市上水道料金改定案答申
愛媛県西条市の上水道料金改定案などを検討する「市使用料等審議会」(星加隆夫会長、12人)は26日、青野勝市長に上水道料金の改定案を答申した。2015~17年度料金(地区全体の平均)を西条地区で10%程度、東予地区で5%程度引き上げる一方、丹原・小松地区で5%程度引き下げる内容。水道事業会計の西条・東予地区分の赤字解消や4地区の料金格差是正などが狙い。
市は3月定例議会に条例の一部改定を提案し、10月請求分(8、9月使用分)から新料金を適用する方針。
市によると、家庭用(水道管口径13ミリ)で1カ月20立方メートルを使った場合の料金を、西条286円、東予216円それぞれ引き上げ、丹原は168円、小松は130円それぞれ引き下げる。市全体で15年10月~18年3月に計約4900万円の増収を見込む。