秋空に恵まれた中秋の27日、愛媛県今治市古国分1丁目の唐子浜では、ほの明るさが残る中、赤灯台の上に円い月が昇り海面を照らした。
 赤灯台は海上交通の要衝・来島海峡で活躍後、1978年に白砂青松の海岸の沖合に移築保存され、第二の人生を送っている。十五夜となった27日は、名月や往来する船とのコラボレーションを収めようと、多くのカメラ愛好家が熱心にシャッターを切っていた。