中国東方航空は3日、3月下旬から6月末までの大半を運休・欠航していた松山(愛媛県)―上海線の週2回の往復運航を再開した。松山支店は「各旅行会社にツアー企画などで協力を得ながら、安定運航に努めたい」としている。
 松山―上海線は月、金曜に運航。2014年度の搭乗率が20~50%台で低迷する中、3月29日から5月17日まで運休を決定。その後の5月18日~6月30日の期間も4往復を除き欠航していた。
 3日は120人乗りの機体に対し、上海発の搭乗者数は73人、松山発は45人だった。松山出発便に搭乗した宇和島市の男性経営者(64)は「上海線は便利。定期便がないと広島空港まで行かねばならず、研修生の受け入れなどが大変になる」と再開を歓迎していた。