愛媛県は19日、中予と四国中央の両保健所管内で10~16日の定点医療機関当たりのインフルエンザ患者報告数が、流行の目安である1.0人を超えたと発表した。中予は2.1人、四国中央は1.4人。本格的な流行を前に、マスク着用や手洗いなどでの予防を呼び掛けている。
 全県の61定点医療機関当たりの患者報告数は0.7人。流行の目安は超えていないが前週(3~9日)比で0.3人増えた。
 各保健所管内の報告数は中予、四国中央に続き松山市0.9人、西条0.6人、今治0.1人。八幡浜、宇和島は定点医療機関からの報告はなかった。
 9月以降に判明した症例は、迅速検査の結果、A型が93%。