世界柔道優勝の宇高選手が故郷西条で教室
2014年8月にロシアで開かれた柔道の世界選手権で初優勝した女子57キロ級の宇高菜絵選手(29)=コマツ、愛媛県西条市出身=を招いた柔道教室が10日、西条市ひうちの市総合体育館であり、集まった市内外の幼稚園児から高校生までの約100人は世界を制した技を体得しようと必死に練習していた。
宇高選手の柔道教室は10年ほど前から毎年開かれており、今回は次世代のスポーツ選手を育成しようと西条市などが主催した。教室では宇高選手があいさつで日ごろの応援に感謝を述べ、「12月のグランドスラム東京はふがいない成績に終わったが、今年の世界選手権では連覇できるように頑張りたい」と意気込みを語った。
参加者は受け身や2人で腕を組んでの前転などでウオーミングアップを済ませた後、宇高選手の指導の下で乱取りを実施した。