世界の猫活写、動物写真家・岩合さんが個展 松山
動物写真家岩合光昭さんの作品展「岩合光昭の世界ネコ歩き」(愛媛新聞社など主催)が9日、松山市一番町3丁目の松山三越で始まり、愛くるしくもしたたかな猫の姿が来場客を楽しませている。24日まで。
岩合さんの松山での個展は3年ぶり。今回はNHK番組ロケと並行して撮影した約200点を展示している。欧州など15地域で出合った猫を撮影している。
パリのコーナーのうち、街路の柵に前足をかけるキジ猫は物憂げに空を仰ぐ目元がどこかしらおしゃれな雰囲気を醸し出す。モンマルトルの寺院を見上げる気高そうな白猫、セーヌ川の船で戯れる猫なども並ぶ。14日は午前11時と午後2時の2回、岩合さんのギャラリートークと、サイン会(先着100人)がある。