不審者の侵入を想定した防犯訓練が29日、愛媛県松山市西長戸町の、みどり小学校であり、児童や教諭が万が一の際の対応を確認した。
 刃物を持った不審者役の松山西署員が校内に侵入すると、教職員が110番し、校内放送で侵入を伝達。不審者が押し入った高学年の教室では、教職員が児童を非常階段から避難させ、刺股やほうき、いすなどを使って警察官が到着するまでの時間を稼いだ。
 訓練後には講話もあり、校外で不審者に話し掛けられた場合は距離を取って大声で助けを呼ぶ点に加え、防犯ベルや笛を活用するとよいことを学んだ。