8月のリオデジャネイロ五輪陸上女子3000㍍障害に初出場した高見沢安珠(松山大)が29日、愛媛県松山市文京町の同大で報告会見を行い「最高の舞台で走ったことは4年後に向けたいい経験になった」と強豪たちに挑んだ大会を振り返った。
 レースは「競技場の雰囲気も良く、選手も走りやすい状態だった」と振り返った高見沢。自らスタイルである最初から引っ張っていく走りはできたとしつつ「海外選手は走力がある。そこについて行くことが今回の大会では大事だったと感じた」などと話した。
 4年後の東京五輪に向けて「今回は挑戦者という気持ちで臨んだが次は経験者。課題をしっかりと消化してレースに出たい」と意欲をみせる一方、来月に迫った全日本大学女子駅伝対校選手権でも「日本一を目指していきたい」と抱負を述べた。
 8月の日本学生対校選手権の女子トラックで優勝した女子駅伝部の報告会も行われた。