ボーイスカウトの質向上を図ろうと愛媛県松山市上野町の県生涯学習センターで11日、日本ボーイスカウト県連盟主催の研究発表会があり、県内各地で活動する延べ13団体の約90人が日ごろの成果を発表した。
 研究発表会では、カブ(小学2~5年)▽ボーイ(小学6年~中学2年)▽ベンチャー(中学3年~高校3年)▽ローバー(18~25歳)―の各部門ごとに、発表の独自性や表現力などを競った。
 ボーイの部では、6団体がキャンプで失敗しない料理法やテントの設営法、ボーイスカウトが巻くネッカチーフの歴史研究などを発表した。
 松山第28団は「段ボールでピザは焼けるか?」と題し、段ボールに小麦粉と水でアルミホイルを貼って作った特製ピザ窯を披露。工夫や苦労した点などを説明した。