愛媛県内全ての県立学校で自転車通学のヘルメット着用が義務化されたことを機に、宇和島署は21日、管内7校の生徒代表を委員とする「宇和島地区高校生ヘルメット着用推進協議会」を設立した。委員7人は今後、各校で着用を呼び掛ける。
 協議会の設立は県内初で、署員ら3人を含む10人がメンバー。宇和島市並松2丁目の署であった設立式では、会長の丸本英二署長が各校代表に委嘱状を手渡し「皆さんとともに活動し、安全意識の向上を図りたい」とあいさつした。
 宇和島水産高3年の三浦敦君(17)が「交通事故から身を守るため率先して着用し、他の生徒の模範となるよう交通ルールの順守に努めたい」と宣言した。