愛媛県の20%プレミアム付き商品券「愛顔(えがお)のえひめ商品券」が売れ残り、各商工団体が6月以降に実施していた追加募集で、販売数が発行数全体の93%に達したことが28日、分かった。10市町でまだ売れ残っており、各団体は完売を急いでいる。
 商品券は国の交付金を活用して県と市町が100万セット分を予算化。県商工会連合会が発行主体となり、県内の商工会議所と商工会が販売している。5月25日~6月10日の1次予約では申し込みが発行数の約半分にとどまっていた。
 その後の追加募集で10市町が完売したことを受け、県経営支援課は「スーパーなどで実際に使う場面を見て関心が高まったのではないか」と分析している。