乳がんの早期発見や検診受診の大切さを訴えるオリジナルグッズ「バリィさんピンクリボンバッジ」を販売している松山赤十字病院(松山市文京町)は22日、収益の50万円を乳がんの啓発活動をするNPO法人乳房健康研究会(東京)に寄付した。
 バッジは、バリィさんの腰にピンクリボンをあしらったデザインで、乳腺外科の川口英俊部長が考案。2013年3月から院内で販売しており、これまで約1万5000個を売り上げた。1個500円(税込み)で、うち300~350円を寄付金として、13年10月から乳がん患者を支援する団体に贈っており、今年で3回目。
 22日は、同病院で川口部長が乳房健康研究会の高木富美子常務理事に目録を手渡した。同研究会は6~7月、乳がん検診に関する意識を全国調査しており、寄付金を結果の集計や分析に充てる。本年度中にデータを発表する予定。