第43回学年別珠算競技大会「ザ・そろばんフェスティバル」が4日、愛媛県松山市湊町7丁目の市総合コミュニティセンターであり、市内26教室の小中学生317人が競った。
 8日の「そろばんの日」を前に全国珠算教育連盟県支部松山地区が毎年開催。学年ごとに分かれ、掛け算と割り算、見取り算に各7分で挑戦する。順位付けはせず、全種目で満点の児童・生徒に金賞が贈られる。
 川中智子地区長(62)が「友達の輪を広げながら頑張りましょう」とあいさつ。子どもたちは「よーい、始め」の掛け声を合図に素早く問題を解き、会場には「ぱちぱち」と玉をはじく音が響いた。