ネパール大地震、出身の留学生ら募金活動 松山
ネパール大地震の被災者を支援しようと、同国出身の愛媛大留学生らが1日夕、松山市中心街で募金活動を行った。
ネパール人留学生3人のほか、他国出身の学生や留学生支援団体の関係者らも協力。松山市駅前と大街道商店街2カ所で、通行人に「被災者を助けるために募金をお願いします」と協力を求めた。
首都カトマンズ東のバクタプール市の自宅が全壊した愛媛大大学院生デベンドラ・ネウパネさん(27)は「愛媛の優しい気持ちを母国に届けたい。協力してもらえたらうれしい」と呼び掛けた。
国際協力に関心があるという愛媛大法文学部3年岡村朋哉さん(21)は「東日本大震災時は日本が外国に助けてもらった。困っている人を助けるのは当然で、微力ながら役に立ちたい」と懸命に声を出していた。
募金は7日まで毎日夕方、同所で実施する。集まった寄付金は5月中にネパールに届ける予定。