ツバキ巡りPR 道後のホテルがマップ配布へ
ホテル椿館(愛媛県松山市道後鷺谷町)は10日から、ツバキを観賞しながら道後地区の街歩きを楽しむためのマップを配布する。道後温泉本館改築120周年を記念した芸術祭「道後オンセナート2014」閉幕後の集客事業の一つとして、ツバキ巡りをアピールしたい考えだ。
ホテル名や、ツバキが松山市の市花であることにちなみ、近藤国繁社長が発案。マップはA4サイズ両面印刷で、道後公園や伊佐爾波神社、各旅館・ホテルの植栽など、ツバキを観賞できるルートを記載している。
2月15~19日には、椿館で大小約50種類のツバキの鉢植えを展示するイベントを開催するほか、同期間中に宿泊したグループに一つずつツバキの鉢植えを贈る予定。近藤社長は「今後、道後全体の事業として実施すれば全国にもPRできる。まちづくりの一環にしたい」と力を込めた。