石手川ダム上流域の自然環境に触れてもらおうと、地元の日浦小中学校の児童生徒と、愛媛大や松山大の留学生ら約80人が20日、愛媛県松山市福見川町の市有林でヤマザクラを植樹した。
 石手川ダム水源地域ビジョン推進委員会などが毎年実施。20日は植樹場所約4000平方メートルに約1.5メートルの苗木を60本植えた。
 参加者は、根が自由に伸びて成長できるように大きな穴を掘り、土をかぶせた。子どもたちとジェスチャーや英語で作業場所や植樹方法を確認したネパール出身のサンジブ・ケーシーさん(25)は「新しい木を植えることができてうれしい」と笑顔を見せた。