ホームセンター(HC)のダイキ(愛媛県松山市、小島正之社長)は13日、3月1日から社名を「DCMダイキ」に変更すると発表した。親会社のDCMホールディングス(東京)との企業ブランド統一で認知度を高め、グループの一体化を進める狙いがある。県内外で展開する全163店の店舗名にも「DCM」を付け加える。
 同社は2006年にホーマック(札幌市)、カーマ(愛知県刈谷市)のHC3社で経営統合し、DCMホールディングスを設立。物流の効率化や販売促進機能の一本化などを進めてきた。15年度にはDCMホールディングスに商品本部を新設、企画開発から仕入れ、販促までを一貫して行う組織体制となり、企業グループとしての経営基盤が整うことから、社名変更することになった。
 ダイキは「親会社との関係があまり知られていなかった。DCMブランドのオリジナル商品なども増やしており、ブランドの統一で全国展開を一層進めたい」としている。