愛媛県伊予市中村の中村地区公民館で10日、手作りの充電器でソーラーカーを作製する教室があり、市内の小学生2人が楽しみながら自然エネルギーについて学んだ。
 伊予市制10周年記念市民協働事業の一環で、双海中山商工会が主催した。
 県自然エネルギー利用推進協議会の入岡利成事務局長が、電池の正しい利用方法を解説。「メーカーが異なるものや古い電池を混ぜて使うと、無駄なエネルギーの使用につながり、発熱の危険性もある」と注意を呼び掛けた。
 小学生は、ソーラーパネルと電池ボックスを導線でつないで充電器を製作。充電したニッケル水素電池を市販のミニ四駆に取り付け、オリジナルのソーラーカーを完成させた。北山崎小5年の松田悠吾君(11)は「充電器を作って、ソーラーカーを動かせたのが楽しかった」と声を弾ませていた。