スマホ画像、黒板に投影 東温・サカワ発売
黒板製造などを手掛けるサカワ(愛媛県東温市)は31日までに、スマートフォンに保存した画像を黒板に直接投影し操作できるハイブリッド黒板アプリ「Kocri(コクリ)」を発売した。従来の電子黒板よりも低コストで導入でき、操作が手軽なのが特長で、教育現場での普及を目指している。
コクリは米アップル社の「iPhone(アイフォーン)」専用アプリ。プロジェクターに映像を出力する機器「アップルTV」に無線接続したアイフォーンを使って操作する。保存された動画や写真、板書に時間がかかる長文などを黒板に表示したり、画像を投影した黒板にチョークで説明を書き加えたりしながら授業を進めることができる。
価格は月額600円、年額6千円で、9月15日までのキャンペーン期間中は無料で利用できる。タブレット端末「iPad(アイパッド)」でも利用可能。アンドロイド版の開発は未定。