ショウブ園に多彩3000株 八幡浜で住民イベント
愛媛県八幡浜市北部の野地地区にあるショウブ園で7日、イベントがあり、山あいを鮮やかに彩る紫や白、黄などの花が行楽客らの目を楽しませた。
遊休地となっていた約600平方メートルの畑をよみがえらせようと、地区住民の有志が約3千株を植栽。草引きなどの手入れを重ね、花が咲き始めたことから、地元以外の人にも見てもらおうと、イベントを企画した。
一面に咲き誇るショウブ園を前に、訪れた人たちは写真を撮ったり、散策したりと愛らしい花を思い思いに満喫。近くの集会所では手延べうどんや石窯で焼いたピザなどの販売があり、地元の味も楽しんでいた。
ショウブ園を管理している山口勝則さん(68)によると、今月中旬まで見頃が続くという。