色とりどりのサンゴや熱帯魚が息づく海中を気軽に散歩―。足摺宇和海国立公園内にある愛媛県愛南町沖の鹿島で、「シーウォーカー」が始まり、連日多くの観光客が県内最南端の海の自然美を楽しんでいる。
 2012年のえひめ南予いやし博のイベントとして始まり4年目。肩まで覆うヘルメットには絶えず空気が送られ、泳ぎが苦手な人でも気軽にダイバー気分を味わえる。
 さいたま市から友達と一緒に訪れた主婦細沼江美香さん(34)らは船着き場周辺の水深2~5メートルの海底でサンゴの群生やクマノミ、ソラスズメダイといったカラフルな魚たちが泳ぐ姿を満喫した。
 31日まで毎日実施(要予約)。問い合わせは西海観光船=電話0895(82)0011。