自転車を解体せずにそのまま持ち込める臨時列車「サイクルトレインしまなみ号」の秋の運行がJR予讃線の松山―今治間で始まり、21日朝には愛媛県今治市高部の波止浜駅で16人のサイクリストが下車し、瀬戸内しまなみ海道に向けてペダルをこいだ。
 来島海峡大橋最寄りの波止浜駅では、松山発の列車に乗ったサイクリストが停車すると、愛車を押して降り、すぐさまサイクリングに出発した。
 サイクルトレインしまなみ号は、県などでつくる利用促進協議会やJR四国などが自転車を核とした観光振興を図るため、春と秋に実施。今秋は1日1往復で、19日から11月3日までの土日祝日と11月15、22日(いずれも日曜)に運行する。先着順の事前予約制で、申し込みはJR四国ワープ松山支店=電話089(945)1689。