持続的に水産業を振興しようと、愛媛県西条市の河原津と壬生川の2漁協でつくる東予地域漁業協同組合連合協議会は10日、西条市大新田の沿岸や沖合の燧灘にクルマエビ約30万匹を放流した。
 協議会によると、放流事業は協議会を設立した2004年から毎年実施。今年は県水産研究センター(宇和島市)から稚エビを購入し、漁協組合員や西条市内の小学生ら計約40人が放流に協力した。
 参加者はバケツの中の3.5センチ前後の稚エビを次々に放流した。