カクレクマノミがハタゴイソギンチャクに刺されない理由を研究し、米国の国際学生科学技術フェアで動物科学部門4等に輝いた長浜高校(愛媛県大洲市)水族館部の2年重松夏帆さん(16)と山本美歩さん(16)が15日、県庁で中村時広知事に受賞の喜びを語った。
 フェアには世界75以上の国と地域から約1700人が出場。長浜高の2人は「チーム・ニモ」として挑んだ。
 重松さんらは県庁で審査会場の写真を披露し「質問を聞き取るのが難しく通訳してもらったが、自分たちで答えようと努力した」と笑顔で報告した。
 これを受け中村知事はクラゲ用の水槽(幅60センチ、深さ40センチ)を県として水族館部に授与すると発表した。