感染力が強いキウイフルーツかいよう病「Psa3系統」が愛媛県内で発生した問題で、県は県内3461園地372ヘクタールを一斉調査した結果、新たな感染は確認されなかったと15日、発表した。
 農林水産省の全国調査の一環で、県やJAが9月20日~12月5日に園地への立ち入り検査や農家への聞き取りを実施。2園地で疑わしい症状を見つけたが、検査でかいよう病菌は検出されなかった。今年5~8月に感染が明らかになった47園地685.6アールのうち、部分伐採の21園地279アールも調査対象だったが、新たな発症はなかった。