愛媛県は26日、17~23日の県内61定点医療機関当たりのインフルエンザ患者報告数が県全体で前週(0.7人)に比べ2倍以上の1.8人となり、流行開始の目安である1.0人を超え、流行シーズンに入ったと発表した。年明けの本格的な流行シーズンを前にマスク着用の徹底や予防接種を呼び掛けている。
中予地域に比較的、患者が多くみられる。保健所別の報告数では松山市が4.5人(前週0.9人)と最も多く、次いで中予が3.6人(前週2.1人)だった。
県によると、9月以降、迅速検査で型別が判明した患者のうち94%がA型だった。
17~23日の学級閉鎖報告は松山市と松前町の小学校で各1件。