イノシシ目撃の道後公園、猟友会などが捜索
25日夜に愛媛県松山市中心部でイノシシとみられる目撃情報が相次いだことを受け、県や市の担当者や松山猟友会のメンバーら計15人は26日午前、イノシシが逃げ込んだとみられる道後公園を一時封鎖し、捜索を再開した。イノシシは見つからず、足跡などから公園外に出たとみられる。防犯カメラには中心商店街を走り抜ける姿が写っていた。
松山猟友会の福泉建一会長(76)によると、イノシシは、公園の東口から入り、遊具広場などを通って、北側に逃げたとみられる。足跡などから体長80~100センチ、重さは60キロ前後と推測した。
市教育委員会は25日午後9時半ごろ、松山東署から連絡を受け、市内の全小中学校にイノシシの出没情報を伝達。26日朝は、目撃情報があった周辺11校に再度注意喚起し、各校は登校時に合わせ、教職員が通学路や学校周辺の見回りを行った。