アートフェスで道後活性化 蜷川実花さんとコラボ
道後アート実行委員会(委員長・大木正治道後温泉旅館協同組合理事長、18人)の初会合が30日、愛媛県松山市道後湯之町の椿の湯であり、2015年度のアートフェスティバルのメーンアーティストに写真家・映画監督の蜷川実花さんを迎えることを決めた。
実行委によると、アートフェスティバルは「『蜷川実花×(コラボ)道後温泉』道後アート2015」と題して、4月下旬~16年2月下旬の予定で開催する。路面電車のラッピングや道後商店街入り口でちょうちんを使った装飾などを計画。市の負担金6000万円や企業の協賛金を充てる。
大木委員長は「温泉や湯というテーマも取り入れながら活性化につなげたい」とあいさつし、市は「道後とアートを組み合わせて、街歩きを充実させたい」などと説明した。委員からは旅行会社や市民への周知を求める意見が出た。