アマゾン自然と文化 県科博特別展
南米アマゾン川の生物や現地の生活を紹介する特別展「アマゾン ホントはこんなトコだった!」が新居浜市大生院の県総合科学博物館で開かれ、家族連れでにぎわっている。9月23日まで。
館の昆虫担当学芸員大西剛さん(45)が2012年5月、アマゾン川流域にあるペルーの都市イキトスに10日間旅したのをきっかけに企画。鋭い歯のピラニアや猫のようなひげが特徴のレッドテールキャットフィッシュなど、アマゾン川に生息する淡水魚25種を水槽で展示しているほか、真っ青な羽のモルフォチョウやカブトムシなどの標本300点が並んでいる。
目玉は長さ約10メートルの巨大な蛇アナコンダのロボット。「シャーシャー」という音で威嚇し、首を振って大きく口を開ける動きが再現されており、「怖い」と泣きだす幼児が続出していた。